不妊は女性だけではないということをわかって!
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WHOの調査によると男性がかかわる不妊の原因は48%
調査人数は女性に比べて少ないでしょうから男性の数字はもっと多いかもしれません。
男性不妊で主に言われていることが精子数(濃度)と運動率です。
正常値は精子濃度が1500万/ml,精子運動率は40%以上となっています
通常妊娠しやすいといわれているのは精子濃度が4000万/mlで運動率は50%だといわれています。
この要因としては
★締め付ける下着にはしない
★過度の飲酒・喫煙。
★バイク・自転車へ長時間乗る。
★環境ホルモンの影響。(ダイオキシン等)
★電磁波(携帯をズボンのポケットに入れない・胸ポケットに入れない)
★食品添加物。
★ストレス
日常の生活がどのように影響しているのか?
1998(平成10)年に、日本不妊学会で森本義晴先生が研究結果を発表しました。不妊外来にきている人の精子には、たしかに異常がありますが、普通の男性の精子はどうなのか調べたのです。大阪の男性60人、平均年齢21歳です。
その結果、60人のうち正常だったのは、なんと、たった2人でした。
いったいどんな食生活をしているのか調べてみたら、8割の人がカップ麺とハンバーガーを常食していました。
ハンバーガーの45%は脂肪です。ダイオキシンは油に溶けます。それが精巣に蓄積した結果精子に異常が生れたのだと考えられています。
奇形精子症と診断された症例は1995年まで平均14.2%(奇形精子症/検査症例数)であったのに対し、1996年以後急激に増加し、1996年は40.8%、1997年70.9%、1998年74.9%と年々増加傾向を示した。
年齢別の検討では、精液量、奇形率、直進運動性、白血球数に関しては有意差は認められなかったが、総精子濃度、運動精子濃度、運動率、SMIに関しては年齢の増加と共に数値が減少している傾向が見られた。また生活環境調査との関連からは、ストレスやファーストフードなどにより精液量の減少や奇形率の増加に繋がる傾向がみられた。
男性女性にかかわらずファストフードなどに含まれる食品添加物やダイオキシンの影響をうけるプラスチック容器などの環境ホルモンは以前から私たちの身体には有害だと言われ続けています。
現代生活を送っていく上では仕方なく大変なこともあるでしょうが少しでも気をつける意識が妊活の第一歩!
また、小さいころからの食生活等が必要・重要だと思います。