意外とよく聞く勘違い!
「腰が痛いので病院へ行ったら、骨密度を測りました。そうしたら骨粗しょう症と言われてしまいました。」
「だから、これから定期的に注射を打つように言われました。」
というお話を先日みえた患者さんが話してくださいました。
さて、このお話の中にチョットおかしな点があった事に気付かれたでしょうか?
ご年配の患者さんはこの話をよくされるのですが、完全に勘違いしていることがあります。
それは
骨粗しょう症で痛みは感じない!ということです。
骨粗しょう症とは
骨粗しょう症は、鬆(す)が入ったように骨の中がスカスカの状態になり、骨がもろくなる病気です。骨がスカスカになると、わずかな衝撃でも骨折をしやすくなります。
【骨粗しょう症(骨粗鬆症)ホームページ いいほね.JPより】
上記に説明されているように、骨の中がスカスカなので骨折には気をつけなくてはいけませんが、骨がスカスカだということで痛みが表れることはありません。
もう一度言いますが
骨粗しょう症で痛みは感じない!ということです。
最初に出てきたお話
「腰が痛いので病院へ行ったら、骨密度を測りました。そうしたら骨粗しょう症と言われてしまいました。」
「だから、これから定期的に注射を打つように言われました。」
は、腰が痛い事で病院へ行ったのですが、腰の痛みに対しては何も対処も診断もしていないという事です。
(病院的診断では異常が無かったという解釈も出来ますが)
当初の痛みの悩みで行ったことに対して、問題が知らない間にすり替えられてしまっていることもありますので、どうぞこの骨粗しょう症のことは覚えておいてくださいね。
骨が弱い=痛みが出る ではないという事です。
このような腰の痛みで増田健康院へ来院される方々は体のバランスを整えれば大丈夫ですよ