猫背・巻き肩でお困りの方
猫背・巻き肩とは???
<猫背>
猫背とは背中が丸くなり肩が前方に出た状態を指します
この姿勢は頭が肩よりも前に出る「前傾姿勢」を伴うことが多く首や肩に負担をかけます
<巻き肩>
巻き肩は肩が内側に巻き込まれた状態のことです。
この姿勢では、肩甲骨が外側に広がり胸が閉じる形になるため。肩や背中の筋肉が緊張しやすくなります
猫背・巻き肩になる主な原因
1.長時間のデスクワークやスマホの使用
現代社会では、デスクワークやスマホを見る時間が増えています
このような姿勢では、頭が前に突き出し背中が丸まりやすくなります
その結果猫背や巻き肩になりやすいです
2・筋力の低下
猫背や巻き肩は、筋力バランスの乱れによっても引き起こされます
特に以下の筋肉が弱くなると姿勢が崩れやすくなります
●背中の筋肉(僧帽筋・広背筋)
これらの筋肉が弱いと肩甲骨を正しい位置に保てなくなります
●お腹の筋肉(腹筋群)
腹筋が弱いと骨盤が後傾し、背中が丸くなりやすくなります
3・筋肉の緊張や硬さ
肩周りや胸の筋肉(大胸筋、小胸筋)が硬くなると肩が前に引っ張られ巻き肩になりやすくなります
また、首や肩の筋肉が常に緊張していると自然な姿勢を保つことが難しくなります
4・姿勢の癖
日常的に背中を丸める癖や、左右どちらかに体重をかける癖も、猫背や巻き肩を引き起こす原因になります
5・精神的ストレス
精神的な緊張は、肩や背中の筋肉を硬くし、姿勢の悪化を招くことがあります
また、ストレスが多いと胸を張る姿勢が取りにくくなり、体が内側に縮こまりやすくなります
猫背・巻き肩による身体への影響
猫背や巻き肩は、見た目の問題だけでなく、以下のような身体的不調を引き起こすことがあります
1・肩こりや首コリ
前傾した頭の重みが首や肩に負担をかけるため、筋肉の緊張が続きます
2・呼吸が浅くなる
胸が圧迫されることで、深い呼吸が難しくなります。
3・血流やリンパの滞り
姿勢が悪いと血液やリンパのジュ運管が妨げられ、むくみや冷えが起こりやすくなります。
4・内臓への影響
猫背によってお腹が圧迫さえ、消化不良や便秘の原因となることもあります。
5・疲れやすさ
筋肉委に不必要な負担がかかるためエネルギーの消費が増え疲れやすくなります。
整体で猫背・巻き肩を解消する方法
整体では猫背や巻き肩を以下のようなアプローチで改善します。
1・筋肉の緊張を緩める
巻き肩の原因となる胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)や肩周りの筋肉を手技でほぐします。
また、肩甲骨周りの筋肉を柔らかくすることで肩の動きが改善されます。
2・骨格の調整
整体では肩甲骨や背骨、骨盤の歪みを整える手技が用いられます。骨格が正しい位置に戻るこおで自然と姿勢が改善されます。
3・姿勢の指導
猫背や巻き肩を根本的に改善するためには日常の姿勢を正すことが重要です。整体師は正しい座り方・立ち方を指導し、姿勢の癖を直すサポートをします。
4・筋力の強化
必要に応じて弱くなった筋肉を鍛えるエクササイズやストレッチを提案します。たとえば、肩甲骨を引き寄せる動きや、胸を開くストレッチが効果的
5・血流やリンパの促進
整体の手技により血流やリンパの流れが促進されると、筋肉の回復が早まり姿勢改善が進みます
整体による効果を高めるためのポイント
1・日常生活での意識
整体を受けた後も、以下のような点に注意して生活することが重要です
●正しい姿勢を意識する
座るときは骨盤を立て、背筋を伸ばします
●適度に体を動かす
長時間同じ姿勢を続けないように、1時間ごと軽く体を動かしましょう
2・食生活の改善
体全体の健康をサポートするために栄養バランスの取れた食事を心がけます。
特に筋肉や骨の健康に必要なたんぱく質やカルシウムを意識して摂取しましょう
3・ストレッチやエクササイズ
整体師から指導されたストレッチやエクササイズを継続することで効果を維持しやすくなります
まとめ
猫背や巻き肩は、現代の生活習慣や筋力バランスの乱れから生じることが多いですが、整体を活用することで改善が期待できます。
整体では、筋肉や骨格の調整を行いながら正しい姿勢を取り戻すための指導が行われます
さらに、日常生活の中で正しい姿勢を意識し、適度な運動や栄養バランスの良い食事を心がけることで、猫背や巻き肩の予防と改善が可能です。
健康な姿勢を取り戻し、快適な日常生活を送りましょう